内閣府の発表によると
2020年度のドメスティックバイオレンス(DV)相談件数の速報値は、過去最多となったという事です。
相談件数は19万30件で、19年度の11万9276件から1・6倍に急増。
1日あたり、521件。日本中のあちこちで、電話が鳴っていることになります。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛や社会的ストレスの増加が要因になったという事ですが、被害を受けている人にとっては、本来、一番安心できる場所である家庭が、一番つらい場所になっているという実態が見えてきました。
政府は、昨年の緊急事態宣言の発令に合わせ、相談体制を拡充していたというけど、
全国的に、シェルターも少なくなっている状況の中、
”逃げる””別れる”という被害を受けれている人の努力以外に具体的な助けとなったことがあったのかと疑問に思う。
せめて、情報の一つとして【被害者支援のための加害更生プログラム】がある事を
【加害行為を手放したいと思う人のためのプログラム】がある事を伝えてくれていたらと思います。
※全国の配偶者暴力相談支援センターと、20年4月から始めたインターネットや電話などで
24時間相談を受け付ける「DV相談プラス」に寄せられた件数を集計した。
月別では21年3月が1万7320件と最も多かった。