他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。
私は(執筆時点で)約8ヶ月間プログラムに参加しておりますが、
最初の頃、知った言葉です。
アタリマエの言葉ですが、最初に聞いた時は、ハッとする思いでした。
別居前、私は家族を変えようと躍起でした。
それがDVだったとは当時は全く気付いておりませんでした。
過去、他人に何をしてきたのか・・・
「他人と過去は変えられない」から過去をただ忘れて、
反省もなく、これからは生きていけばいいという言葉ではないことは明らかです。
過去、他人に何をしてきたのか・・・
過去の加害行為を振り返ることは、なかなか一人では出来ません。
プログラムに参加していると、過去を振り返る時の他参加者の発言・
考え方に驚かされることも多いです。
私はといえば、加害者である自分のことを棚に上げて、
あの時はパートナーが・・・とか、何故、パートナーは分かってくれないのか・・・、
子どものために心を鬼にして・・・と過去を嘆くことも多かったですし、
離婚が成立した今でもまだそんな考えがある程度残っていることも白状しなければなりません。
未熟な私が思ったことを参加者に披露してみると、(過去通った道だからか)
私の心情に一定の理解を示して下さる方もいる一方、
(私のステージは卒業されていて)異なる見方や考え方を示して下さる方もいらっしゃいます。
これこそが、プログラムに参加していないと得られない経験・学びなのだと思います。
自分と未来は変えられる・・・
あのとき・・・、あの人に・・・、あんなことをしたから・・・、
今の自分がある。まさに因果応報です。
正しく過去を理解して、反省すること・必要に応じて償っていくことがまずは必要です。
その上で、「自分と未来は変えられる」と信じて、心身ともに生まれ変わって、
こんなことがあったからこそという未来をつくっていきたいと考えています。
・感謝の気持ちを持つこと。
・親切な行動を心がけること。
・上機嫌を保つこと。。。
プログラムに参加する前は全く考えてもいなかったことを試行錯誤しながら続けています。
善行を積み、人生を(望ましい)因果応報のサイクルにしていきたい。
コントロールするのでは無く、励ます・支援する人間に。
奪うのではなく、与える人間に変わっていきたい。
そう考えてプログラムに参加しています。
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