⾬潸潸

⾬が降ると⾃分の中で思うことが変わった、

 

⾬が降ると思った、

⾬は⾃分にだけ降っているように思った、

何か悪いことが起こるとビクビク怯えていた、

⾃分はついていないと思った、

⼈を⾃分をモノのように思った、

灰⾊の空のように⾊のない寂しい世の中だと思った、

 

⾬が降ると思う、

たんとすまいるの仲間を思う、

グループで⼼の状態を聞きあってから⼼で話し合い向き合い、おしゃべりタイムで笑い、遊び場

で⼀緒に遊び、合同グループでも⻑時間さまざまな意⾒で学びを深め、グループやAHで涙を流せ

る、仲間がいると思う、安全な場所を思う

涙を流したあと、不思議と⾃分の中のあたたかさを感じ、

⾃分の中にも安全な場所があると思える、

 

⾬が降ると思う、仲間のことを思う、

 

〇〇さんは⾬の⾳が好きって⾔っていたな、

〇〇さんは⾬の中も⾃転⾞で颯爽に仕事に⾏ったりしているのかな、

〇〇さんは⾬の⽇に家に帰ってきてお⾵呂に⼊ってありがとうって⾔ってるのかな、

〇〇さんは⾬の⽇にランニングに⾏くのかな

〇〇さんは⾬の⽇にジムに⾏ってトレーニングしているのかな、

〇〇さんは⾬の⽇は家でお掃除をしているのかな、

読書をしているのかな、テレビをみているのかな、

 

⼈を思うときに さん って思う⼼をなくしていたな

⼦どものときは無邪気に お⺟さん お⽗さん と 何度もさんって⾔っていたな、

〇〇さんへ って⼼を込めて⼿紙も書いたな、

 

⾬が降ると思う、グループのみなさん、ひとり、ひとりが笑顔でいてくれることを思う、

 

⾬が降ると思う、赦そうと思う、受け⼊れようと思う、

ひとりで許し続けようとすることはできたけれど、

赦すこととともに暴⼒の連鎖を断ち切り、暴⼒からの混乱から⽬覚める、

赦すという共同体感覚は仲間とのつながりで感じることなのかと思う、

⾬潸潸と降っても、すべて⽔に流すことはできないからこそ、

⼀⽣向き合おうと思う、償えないことだからこそ償いつづけようと思う、

 

⾬が降ると思う

仲間に出会えて 仲間という⾔葉の中に ⼈間という⾔葉があること、

〇〇さんと名前を呼び合って ⼈間として向き合ってくれた仲間がいることを思う

⽣きてるだけでいいんですよと誰にでも⼼から⾔える⼈間として⽣き続けようと思う

⾬が降っても降らなくても思う

⽣きている ありがとう 幸せだと思う

 

⾬が降っても降らなくても思う

⼼のスケール 末広がりの⼋

空のもとに、仲間とつながっている

今⽇もよろしくお願いします。

                                           2-8