私はパートナーと息子との別居生活を、開始してから昨年7月から約10か月が経過します。
当時、今でも思い出したくない出来事が起こってしまいました。
私は多忙な仕事からの帰宅途中、息子の為に帰ったら大好きだったバナナジュースを
作ってあげようと思いバナナを買って楽しみに足早に帰りました。
鍵を開けると、そこにはいつもは明るく電気がつき、息子が楽しそうに見ているDVDから
流れてくる楽し気な音楽が聴こえ、パートナーが作り終えてる料理のいい匂いがしてくることが
息つくホッとする瞬間でしたが、その日は電気が消えていて明かりをつけると下足入れ一杯に
入っていた2人の靴が無くなっており、どうしたんだろう?と家の中を進むとリビングにあった
息子の玩具や写真類も全て無くなってて、全ての部屋から2人の物が一切消え去ってました。
私は気が動転して、「何が起こったのだろう?」と冷静さを失っていたのですが、テーブルの上に
パートナーからの手紙が置いてあり、読んでみると「この先、貴方とは暮らしていけないと
判断したため、家を出て行きます。これからは2人で話しても話し合いにならないと思うので、
弁護士を通して話し合いを進めていきますので宜しくお願いします。」との内容でした。
何度も何度も着替えることも忘れて目を通し、私がパートナーに犯してきた言葉でのDVが
列挙されてました。怖がっていました。
その内容は、グループに参加して学びましたが、100%私の無意識の「べき」が原因でパートナーに対して、「文句を言う」・「脅す」・「責める」・「批判する」などといった外的コントロールを一生懸命駆使しようとしてました。
翌日弁護士と話し合い、DVを犯していたことを認めて、反省し元に戻りたい私の気持ちを伝え
パートナーの気持ちも聞き、すぐに離婚ではなく別居しながらのパートナーの心境の変化を
待つような状況が続きました。※今でも続いてます。
そこから毎日のように自分なりの反省と後悔と今後の約束事(宣言)みたいなものを記し続けました。
その文章は、グループに参加して気づきましたが100%言い訳ばかりで、DVは自分の選択で行ってきたこと、発してきたことではなく職場でのストレス・過去の生い立ち・飲酒やパートナーのせいにしたものばかりを書き下してました。今思えばとても恥ずかしい言い訳ばかりです。
そこから約5か月が経過し、そろそろ元に戻れるのではないかなと安易に考え、久しぶりにパートナーへ手紙を書いたのですが、「子どもの事を考えると元に戻る方が良いのかなと思うけど、私の気持ちは今でも元には戻れない状況です。」との内容でした。
このままでは本当に元には戻れなくなってしまうと思い、何か自分に改善の余地はないものかと
ネット等で調べたところ加害更生プログラムというものがあることを知って、不安もありましたが、
自ら何も考えずにたんとすいまる様に参加すると決めて始めてから約4か月経ちます。
ZOOMの使い方すらわからないところから参加させて頂き、分からないことも多々ありグループの仲間から様々な学びや気づきがあり、本を読む機会やメモをも増え、色々と意識させられる事や考えさせられることが沢山あり、今迄の私の間違ってた行いを改め、元の3人での生活に戻れることを私の上質世界としてイメージし、今後も学び続けたいと思います。
この先、どうなるかは分かりませんが駄目な私だと気づかさせてくれてたパートナーに感謝感謝の
気持ちと、現在色々と学ばさせて頂けてるプログラムと仲間にも感謝感謝です。
写真は家の近くで育成されてる芝桜です。時期的には4月中旬がいい時期らしいので、少し散り始めてました。家から近いので家族で見に行きたいなと思ってた場所でしたが今年は家族では来れませんでした。来年は家族で来れるよう学びを進めていきたいと思ってます。
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