先日、ひとりの学習仲間がこのような発言をしました。
「別居したら終わりだ」
何が終わるのでしょうか。
婚姻生活そして家族との生活でしょうね。
ずっと夫婦で築き上げたいろいろなもの。
生まれてから今までずっと一緒だった最愛の子との生活。
そしてまだ見えない将来の家族像。
希望そして未来。
すべてが無くなってしまう、そんな思いからの発言でしょう。
私はパートナーが子どもを連れて出て行ったとき、即ち別居の開始と同時に人生に終止符を打つことも頭を過りました。
なのでこの仲間の発言はとても共感できます。
この発言をした仲間に別の学習仲間が次のような発言を投げかけました。
「別居の方が良い面もある」
例えば子どもに対する面前DV。
幼き子どもの前で喧嘩の絶えない夫婦ならば、喧嘩を発生させず面前DVを防止することができます。
他にも冷却期間を置くことにより夫婦双方で反省や改善を考える機会を得る。または、その逆に改めてお互いの良さや必要性を知るなど色々あるでしょう。
現に私は別居以来パートナーを怒鳴ることは当然できませんし、LINEでのやり取りもあえて時間をかけ慎重な言葉を使いを意識するようになったので見下すような発言をしていません。
家事を一人でこなすようになって初めて気づき今更なながら感謝していることも多々あります。
また一人暮らしになったことにより、これまで家族では行けなったところに行ける機会が得られたり、職場の独身の方と休日に遊ぶ機会が増えました。
料理の腕も格段に上達しました。
このように別居には良い面もあります。是非別居を考えてみてください……ではありません。
傷つけた方のためにも別居という辛く寂しい選択肢を持ってください。
傷つけた方に別居という選択肢があることを考えてください。
我々はDVの加害者でパートナーや子どもは被害者です。被害者の被害拡大を防止するためには別居という選択肢はとても有効です。
これを書いているのはゴールデンウイーク。家族と同居していたころは旅行に家族サービスにと大忙し。しかし、今は独りパソコンとにらめっこ。これまでのDVの代償でしょう。
このブログ書いている最中に元パートナーからLINEが来ました。子どもと鯉のぼりを飾った写真を送ってくれました。その写真には当然私は映っていません。そして現在被害を受けている人も映っていません。
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