気付かないうちに自分は有意な立場をあたりまえだと思っていました。
男性としての優位な立場や「特権」を使って様々な場面で恩恵を享受していました。
共学の高校にも関わらず、「理系」クラスの9割が男性であることも当たり前だと思っていました。
大学も男性の方が多いことも、そんなもんかなと思っていました。
仕事も実務を行う男性が偉く、子育てがあるから、女性には夜間の仕事や重要な仕事は任せられないよねといった風潮を違和感なく受け入れていました。
実際、子育てが始まると
男性は「仕事」があるから「子育て」は女性が中心になるのは当たり前だし、
忙しい中「お風呂に入れに」かえってきているんだから私って偉いよね!
って思っていました。
仕事やっているんだから、仕事の付き合いで飲みに行くことも許さると考えていました。
パートナーにむかって「産休中に家で仕事させてもらっているんだから、現場で仕事している男性に感謝すべきだよ」と女性は社会から優遇されていると思ってパートナーと接していました。
自分が男性であるという優位な立場、特権の上にたって日々生活をおくっていたことに気が付いていませんでした。
今「気付きにくい特権に気づくこと」
を日々生活のテーマに考えるようにしています。
優遇されていること
男性であることで
健康であること
仕事があること
日本に住んで日本国籍を持っていること
あたりまえとは思っていませんでした。
すぐにアクションを起こせるわけではないですが
まず、気づくことで自分が少しでも「変われる」ことを示せればいいなって思って生活しています。
2-7