執着を手放す

家族と別居してから3年以上が経ちます。また、先日、離婚も成立しました。

たんとすまいるには家族と別居してからすぐに基礎講座を受け、翌月からプログラムを始めました。始めた当初は、家族とやり直すにはどうしたらいいかと家族に執着していましたし、たんとすまいるもその口実にしていました。プログラムに参加して学んで、それを理解しているつもりでいましたが、結局は家族に執着をして、会いたいとかとりあえず謝らしてほしい等パートナーに伝え、今考えるとパートナーや子ども達の事を思いやる気持ちではなく、家族を取り戻したいことに必死で、自分の事しか考えていませんでした。子ども達の事も父親がいない生活だと悪影響を与えるからと自己正当化することで自分がやってることは間違ってないと本気で思っていました。別居してから半年位してからLINEのビデオ通話の面会交流をしましたが、子供達が早く電話を切りたいと思っているのに電話に切らせなかったりする等、相手に寄り添わず、関係改善したいにもかかわらず、逆の行動を取ってしまい、それに悩んでいました。

プログラムに参加し、学びを深めるとともに、自分の欲求充足を満たし、日々良い気分でいることに集中しました。特に朝の時間帯を活用しようと、一通りの運動をしてから外でランニングし、ランニングしている際に周囲への感謝を口にしたり、神社で家族の幸せを祈ったり、瞑想したりすることを習慣化しました。その結果、段々と家族への執着がなくなり、家族全員がそれぞれ幸せであれば一緒にいなくてもいいと思えるようになりました。

人や物に執着をするのは、手放すのが怖いということ、手放すのが怖いというのは自分に自信がないということだと思います。しかし、手放した方が気が楽になるし、結果的には好転していくことを実感しました。

息子とは今まで3回、直接交流していますが、今度会う時は一緒にお泊りしたいと言ってもらえるようになりました。これからも関係改善できるよう、プログラムに参加し学びながら日々の暮らしの中でも関係を良くする7つの習慣等を実践できるようにしたいと思います。

 

最後に、今後も人や物に執着していると感じた時には、執着を手放した方がうまくいくよと自分に言い聞かせようと思います。

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