今後の課題

私はパートナーと子供(4歳)と3人暮らしで再同居から3ヶ月経ち、子供とはよい関係を築けているのではと感じていましたが。。

ところが、先日プログラム中に主催者から「子供とよい関係を築いていると言う方多いですが子供を傷つけておいてあまりに自分本位の考えだとは思いませんか。子供が受けた心の傷は忘れず深く残るものです。」

このような趣旨の発言があり、頭を殴られたような衝撃をうけました。

 

1年近い別居中、子供に散々淋しく不安な思いをさせておきながら「よい関係」などと思うこと自体が傲慢だったと強く反省しました。

よい関係でよい父親かどうかは子供が決めることです。自分ができることは加害者意識を忘れずに2度と子供を傷つけることがないよう、精一杯愛情を持って接することです。

以前子供から「パパはなんで火曜の夜帰ってこないの?」と聞かれたことがあり、「ママと子供君とずっと仲良しでいたいから、勉強してて帰るのが遅いんだよ」と答えましたが、今考えるとどこか加害者意識が無く、家族のため勉強してる自分はえらいんだという考えも伴っているように感じてしまいました。

 

パートナーとの関係では、特に喧嘩もなく普通に話しもし、ギクシャクした感じはありません。

しかし、再同居を機に家事分担もしているのですが、私が仕事で帰るのが遅くても変わらずやる必要が有り、「テレビを見て暇ならやってくれても。」、「僕はよい関係を築こうとしてるけど、パートナーさんはそのつもりがない」と思ってしまい、イライラしてしまうことがありました。

以前のように相手を責めたり、物にあたるといった加害行為はないのですが、逆戻りしている自分を感じ落胆しました。

 

プログラムでは最初にグループで読み上げる変化のステップというものがあり、どれも大切な条項で自分を変える指針になっていますが、その中で7番の「相手に対する歪んだイメージを変えて、もっと肯定的で共感を伴ったものと取り替えること」、12番の「加害者性を克服することは一生かかることだということを認めること」

この2つの条項を重点的に意識し、自身を変えていくことが今後の課題だと思っています。

 

私はたんとすまいるに月3回受講していて、受講の度に新しい学びや気付きはあるのですが、それ以上に自分を見つめ直す貴重な時間になり、再同居してどこか安心しきっている甘い自分にも気付くことができました。

 

自分を変えるため、まだまだ学ぶことが多く、意識の変革が必要そうです。

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