セルフトークの身近な例

セルフトークは日々積み重ねておりますでしょうか。

増えてくると思い出しにくい事もあると思います。

そのような時は、歌の歌詞をメロディに乗せて思い出し、

そのままセルフトークとして活用するのもお勧めです。

心に響いた歌詞を口ずさむという事は、セルフトーク本来の効果である

心を原点に戻す効果ありますし、メロディも頭の中で出るので五感が刺激されます。

私が今好きな歌は「アンパンマンのマーチ」です。

誰もが聞いた事のある歌ながらも、その歌詞はとても深いものがあります。

歌詞を記載致しますので、良ければ一度ご覧ください。

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そうだ うれしいんだ

生きる よろこび

たとえ 胸の傷がいたんでも  

なんのために 生まれて

なにをして 生きるのか

こたえられないなんて

そんなのは いやだ!

今を生きる ことで

熱い こころ 燃える

だから 君は いくんだ

ほほえんで

そうだ うれしいんだ

生きる よろこび

たとえ 胸の傷がいたんでも

ああ アンパンマン

やさしい 君は

いけ! みんなの夢 まもるため

 

長くなるので2番は割愛しますが、2番の歌詞には、

なにが君の しあわせ

なにをして よろこぶ

わからないまま おわる

そんなのは いやだ!

という歌詞もあります。

サビの所で誤解されやすいですが、この歌の主人公はアンパンマンではありません。

私達です。

 

歌の中で最も復唱される、

「そうだ うれしいんだ 生きる喜び 例え胸の傷が痛んでも」

の部分は、人生に絶望している時や、罪の呵責に苦しむ時に、思い出します。

「何が君の幸せ 何をして喜ぶ」

の部分は相手とのコミュニケーションにおいて最も尊重される考えではないでしょうか。

「今を生きる事で 熱い心燃える だから君は行くんだ微笑んで」

と聴いて、どんな気持ちが芽生えますか?

 

息子と一緒にこの歌を聴きながら番組を見ていた頃は、何となく見ていてずっと見逃していました。

アンパンマンの歌は子供向けのメロディながら、その歌詞はもう番組を見なくなった大人にこそ、是非今一度立ち戻って、噛み締める必要があるものだなと思います。

 

そしてそういうものもセルフトークにする事で、生涯忘れる事なく、より心の中に刻み込まれるのではないでしょうか。

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