病気の治療

高齢の母と同居している為、風邪等の病気には注意はしていたもののインフルエンザA型に掛かってしまった。

たまたま母は実家へ戻っていた為、感染の可能性は無かったのでそこは不幸中の幸いでした。

症状として、高熱、激しい喉の痛みと咳、ふらつき、倦怠感でした。

昨今の時世か予約が空いている病院がなかなか無く、5件電話をしてやっと夕方に診てもらえる病院を見つけた。

車の運転もままならない程だったのでタクシーで病院へ行き、その帰りには家に引きもこもる為に食材等の買い出しをして帰宅した。

帰宅後も激しい症状が3日ほど続いた。

途中、スポーツ飲料も切らしたのでふらつきながら再び買い出しへも出た。

正直「こんなときに家族が居れば助かるな」と思ったと同時に「いや、家族が居なくて移さなくて良かった」と複雑な心境で病気と闘っていた。

また「もし自分が本当に大変な状況になったら誰が駆けつけてくれるだろう?」と気弱な発想もでてしまった。

しかし意外にも姉2人、社員友人5人ほど、計7人も居るのかと思ったら気弱な発想も出てこなくなった。

まさに9月の課題であった、〈自分の柱を作っておく〉なんだなと理解した。

以前の私は「家族」が大黒柱で、母姉、仕事、趣味、友人は細い間柱程度であった。

今は大黒柱一本では無く、通し柱として「母姉」「社員、お客様」「趣味」「友人」と4本柱となっている。

4本に分散したことにより、今回の様な独りぼっちで病気で戦う状況下でも心が落ち込むようなことは無かったのだと思う。

世の中には色々な境遇により、独りで孤独と戦っている人が大勢いると思う。

それに比べれば、私の置かれている環境は非常に恵まれていることだと感謝すべきだと思った。

今後も引き続き、周りの人たちに感謝の念を抱きながら生きていきたいと思います。

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